梅野哲のおすすめの小説⑬
おすすめの小説を紹介します。
2012年の本屋大賞受賞の本
玄武書房に勤める主人公馬締光也は、営業部では変人として持て余されていた。
しかし新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして急きょ辞書編集部に迎えられる。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。
映画化もしているこの作品。
辞書って題材、かなり珍しいですよね。
若い子にはとっつきにくいかもですが、
大人が読むと、とても面白いです。
言葉ってものについて考えたり、言葉が織りなす人間関係だったり。
この作品はとてもよかったです。本屋大賞も納得。
梅野哲です。